NOSって何?
まずNOSとは正式にはアメリカNOS社の社名で「ナイトラスオキサイドシステム」の略です。
亜酸化窒素(N2O)窒素と酸素の化合物で圧縮液化状態でタンクに保管されています。

N2Oは危険?
ニトロと呼ぶ人もいるため爆薬に使われるニトログリセリンに思われがちですが、
アメリカではドラッグマシンやストリートチューンで一般的に使用されています。
身近な所では病院や歯科医などで軽度の麻酔ガス(笑気ガス)として使われており、
単体で燃えたり爆発する危険性はまったくありません。

N2Oの原理
N2Oは摂氏301℃で分解され膨張し窒素(N)と酸素(0)になります。
ガスを燃焼室に噴射することによりN2Oが分解して沢山の酸素を発生します。
その酸素濃度は大気中酸素濃度の1,5倍以上含まれ圧倒的に酸素量が多くなります。
そこでその濃度に見合った燃料を燃焼室に供給する事により大きなパワーが発生します。

ターボ+N2O
もう一つの特徴としてN2Oは高圧縮、超低温でボンベに封入されており、
空気中に開放されることで気化し熱を奪い吸入空気とエンジンの発熱を下げる効果もあります。
一般的にターボは吸入空気温度が高いのでインタークーラーで吸入空気温度を下げる必要があります。、
ターボエンジンにN2Oを噴射する事によりさらに吸気温度を下げる事が出来るのでN2Oはターボと相性が良いと言えます。

  
11月2日 オートポリス ゼロヨンフェスティバル マジェスティターボ+NOSで参加しました。


<参考グラフ マジェスティーターボ>
大気中酸素濃度    約21%   
NOS 酸素濃度     約36%   

青ライン=ターボ 0,7bar          赤ライン=ターボ 0,7bar + NOS