ターボ ミニ知識

 

歴史
ターボチャージャーが実用化されたのは今から約50年前の第2次世界大戦のころ、
アメリカはドイツの工業地帯を空爆する作戦を立てていましたが、
通常の高度で侵入してしまうと高射砲や戦闘機の反撃を受けてしまうので、
迎撃されないほど高い高度から侵入すれば攻撃を受けずに爆撃できる訳です、
そこで目をつけたのがターボチャージャーでした。

高度が上がると気圧は低く空気密度が薄くなるので飛行機のエンジンは出力が下がって失速してしまいます。
そこで薄い空気をターボで圧縮して空気の密度を高めてやり、
エンジンに押し込めば低空と同じ様に飛べることになります。
実際に実用化された飛行機には日本を爆撃したB29にも搭載されていました。
こうして戦争で飛躍的に発展した排気ターボチャージャーは自動車用に改良されて今日に至っています。
原理
排気管の途中に風車みたいなハネをつけて排気ガスの勢いで回転させます。
そのハネの中心軸の反対側にもう一つハネをつけて空気を吸い込み圧縮してエンジンの中に押し込みます。
圧縮された空気がもしも1気圧とすれば大気圧の1気圧と合わせた2気圧分をエンジンに押し込む計算になり、
そのエンジンが250ccならばそこに500cc分の空気を押し込むことになり、
あたかも倍の排気量エンジンになったことになります、これがターボチャージャーの原理です。
インタークーラー
空気は圧縮されると酸素分子が激しく飛びぶつかり合うので温度が上昇してしまいます。
温度が上昇するとデトネーションやノッキングが起きやすくまた、
空気密度が低くなるので加圧した意味が無くなってきます。
そこでインタークーラーで温度を下げ密度の濃い空気をエンジンに送ることが出来ます。